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吉野表具店

吉野表具店

吉野表具店さんは、若松小学校のすぐそば、お店の看板に書かれた「吉野表具店」の大きな文字が目印です。
表具(ひょうぐ)の他にも、家の内装のお仕事もされています。家のリフォームの時など、襖(ふすま)、障子(しょうじ)、クロス(壁紙)、カーテン等を頼めます。
お店は作業場を兼ねていて、店内には大きな作業机、壁には刷毛などの道具が所狭しと並んでいます。

吉野表具店

吉野表具店さんに来られるお客さんは、内装にこだわりの方も多いとのこと。和紙好きで「今は賃貸のお部屋に住んでいて予算も少ないけれど、壁紙に和紙を使いたい」というご相談に、一部だけ和紙で壁紙を貼るデザインを提案。
他にも、ふすまを量販店と吉野表具店さん、どちらで買うか迷い、2、3年してまた吉野表具展さんに来られて、吉野さんの説明に納得された上で、ふすまの張替えをされたそうです。
用途や希望をお伝えすると吉野表具店さんでは、その方に合った内装の提案をいただけます。

吉野表具店

お子さんの作品の保管の時にも◎。小学校や中学校の書道の作品に裏打ちができます。
裏打ちは、作品の裏に和紙を貼る作業です。裏打ちすると、額に飾ったときに見た目が全然違い、額装してもしわが伸びてキレイに見えます。
出産後、名前を書いた「命名」の半紙にも裏打ちして額に飾っても素敵そうですね♪(裏打ちのお値段1,000円〜)

吉野表具店

保育園で紙に絵の具を染み込ませて遊ぶのに、吉野さんオススメの和紙を使ったら全然染み込みがよくてキレイに出来上がって園児も先生も大喜びだったそうです。
和紙を使って染み込み具合を見せていただきました。「もっと和紙に親しみを持ってもらえたらいいですね。」と、吉野さん。

吉野表具店

今回は、特別に本格的な「和額」の表装作業にお伺いしましたー!作品に使われている古瓦拓本は、府中にお住いの歴史作家さんが所有されているものだそうです。
表具にはこだわりの天然糊を使用されていて、時間をかけて仕上げる様子は、集中力と根気のいる職人ワザの連続でした。
他にも、現役の美大生の描いた日本画とコラボした表具も作られています。
内装や表具について興味がありましたら、まずはご相談されてみてください。

私は「表具(ひょうぐ)」という言葉を聞き慣れていないため、何のお店だろう?と、気になっていました。
東京都美術館で開催されていた「表装作品展」で、吉野表具店さんの作られた表具が展示されていたのでお伺いしました。掛け軸や屏風のことだったんですね。
吉野表具店さんでは、内装のことで、量販店さんの商品とどんな違いがあるのか、本音で伺えるので安心感がありました。内装などは長く使うものなので、専門の方に話を聞いてからのほうが、購入した後も長い間、心から満足できそうな気がしました。
和額の表装作業など、普段ではみられない表具師さんのお仕事を見せていただいて、とても新鮮で楽しかったです!貴重なお時間をありがとうございました。

written by 武居妥奈(やすやす)

名称 吉野表具店(掛軸・襖・内装)
住所 府中市若松町3-14-4
電話 042-363-7535
FAX 042-367-1088
営業時間 8:30~18:30
定休日 日・祝日(定休日もご相談に応じて営業)
SNSサイト twitter
➡︎ "https://twitter.com/yoshinohyohyoug"
交通アクセス 若松小学校裏門の前

最終更新日:2019年9月19日

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